たむし(体部白癬・頑癬 がんせん)

たむし(体部白癬・頑癬 がんせん)

「たむし」は「みずむし」と同じ白癬菌が原因です。

顕微鏡で見た白癬菌

境界明瞭な紅斑で、周辺は赤く堤防状に盛り上がり、中央は治癒傾向を示す特徴的な皮膚病です。
股部のものは特に「いんきんたむし」と呼ばれています。

皮膚科で顕微鏡検査をして白癬菌を確認してから、抗真菌剤を外用します。
勝手に湿疹の薬をつけたりすると症状は悪化し、下の写真のような巨大な「たむし」となってしまいます。

股部に発生した「いんきんたむし」
臀部の巨大な「たむし」
顔面の「たむし」
ネコ白癬菌の感染例